国土交通省より、2025年1月6日に「無人航空機操縦者技能証明に係る行政処分」が発表され、2025年2月1日より施行されます。
無人航空機操縦者技能証明を取得している人を対象に、無人航空機の飛行・手続等において違反をすると、違反内容により1~15点の点数が付与されます。一定の基準点に達すると口頭注意・文章警告・技能証明の停止・技能証明の取消の処分を受けます。
また違反点数は、故意・悪意の有無、常習性、社会的影響、過去の処分状況により加重・軽減される場合があります。
自動車免許の違反点数(免停・免許停止の行政処分)をイメージしていただければ分かりやすいと思います。
違反点数の例
例1:アルコール・薬物の影響下での飛行…15点
例2:飛行禁止空域での飛行等…11点
例3:技能証明書不携帯での特定飛行…1点
例4:過去に技能証明の効力停止処分を受けていて、今回新たに口頭注意又は文書警告を受けた場合…加重3点
行政処分の例
例1:1~2点の場合…口頭注意
例2:15点以上の場合…技能証明の効力の取消
具体的な内容・違反行為の点数については、国土交通省ウェブサイト無人航空機操縦者技能証明等内の「無人航空機操縦者技能証明に係る行政処分に関する基準」をご覧下さい。